クリーム

ザ・ウーマン 飼育された女のクリームのレビュー・感想・評価

3.5
「襲撃者の夜」の続編で、3部作の第2弾。私は3作品の中でコレが一番面白かったです。3作目の主人公ダーリンがこの家族の末の娘で出て来ます。内容は、「隣の家の少女」に近い。全然緩いですが…。

弁護士のクリスは3人の子供と妻の5人家族。趣味のハンティングの途中で野生の女を見つけ捕まえ地下室に監禁します。この野生の女を飼育し始めるとクリスと長男の異常性が悪化して行くのでした。



ネタバレ ↓



クリスは、DV男です。妻は絶対服従で反抗すれば殴ります。長女は父に犯され妊娠しており、精神を病んでいます。
クリスは鎖で縛った女を触ろうとして、指を食べられ激怒、銃を発砲し脅します。高圧洗浄機で洗ったり、強姦したりの糞ヤロウぶりを発揮するクリス。息子ブライアンはそれをずっと見ていました。ブライアンは、父の不在時にペンチで女の乳首を傷つけ、自慰にふけります。この行為を見たペギーが母にチクると母は激怒。ブライアンを庇うクリスに怒り、娘達を連れて出て行くと意気込むと暴力を振るわれ倒れます。
その時、ペギーの学校の先生が訪ねてきて、ペギーの妊娠について話すと、クリスは先生を殴り、長男と2人で犬のいる納屋まで引きずって行きます。
そして、奥には犬の他に盲目の娘がいました。教師は盲目の娘と犬に食われてしまいます。その娘は、ブライアンの妹で、眼球の無い状態で生まれ納屋で飼われていました。父とブライアンが納屋にいる間にペギーは地下室の女を開放します。女は妻の顔面に噛みつき食い殺します。納屋に向かいクリスをナタの様なモノで殺し、長男の心臓をつかみ出し食べました。しかし、女はペギーとダーリンは襲いません。盲目の娘は女に従順でした。そして4人は、森へと向かうのでした。おしまい。

やってる事が、えげつなく、グロいシーンもちゃんとあって、しっかり人間を食べます。父と長男が最低父子で、女がリベンジするのは、スカッとして良かったです。大した内容では無いけど、これで3作繋がったので、スッキリして良かった。そして、本作は期待して無かった事もあり、そこそこ楽しめました。
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