“今日からずーっと木曜日です。”
»インテリア系デザイナーの独身男性は、自身が内装に携わった喫茶店で謎めいた女性に出会い、携帯を持たない彼女に心惹かれ毎週木曜に喫茶店で会う約束をして、何度か会って距離を縮めてプロポーズをしようとした日に彼女は消えたのだった。
はい、北野武原作にこのタイトルが気になり、映画館鑑賞も迷った作品をやっと見て…懐かしの韓流ラブストーリーみたいな余韻に浸れましたね。
うん、アナログなエピソードの数々に、アナログなぬくもりの優しさが徐々に浸透して行くかのように…ちょいと笑いもあって、あのコーヒーの如くにほっこりでしたね。
そう、起承転結もお見事で伏線回収もきっちりしてたし…ただし、ラストはいくら何でもと思いましたが、良しとしましょう。
なお、俳優陣では、二宮和也…作品をしたたかに引っ張って行きます。
波瑠…ナチュラルに本作をしっかり支えています。
桐谷健太に浜野謙太…いいコンビネーションを披露。
リリー・フランキー…ハマり役です。
高橋惠子…流石にいい仕事してます。
さらには、藤原丈一郎に、坂井真紀に筒井真理子に、佐津川愛美に鈴木浩介に板谷由夏らのサポートが良き。
