こんなに笑わされた映画にこれまで出会ったことがない。
飼い主に愛されていることを疑わず、捨てられた事実を受け入れられない主人公犬が、街での仲間との出会い自分が捨てられたことを知り、復讐を誓うという物語。
愛犬家としてはこの設定自体が辛く、前半の健気ない主人公の姿や随所に描かれる人間のエゴには悲しくなってしまうのだが、
この作品はとにかく笑わせにくる！
滑り知らず！
下品過ぎる下ネタをはじめ、マジックマッシュルーム？でブリって殺戮！
1917的な大逃亡シーンもあれば、
これまで見たことないうんちパーティまで展開する！
そして、とにかくメインを張る4匹の犬が可愛過ぎる！
それぞれにしっかり物語があり、彼らの抱いている過去や悩みまでバランスよく描き切る。
復讐の結末は….もう音の遊び心も満載で笑いが止まらなかった。
それぞれにハッピーな結末を描きながら、そこに確実に人間のエゴが潜んでいることも残す終わり方もよい。
R指定ワンちゃん映画！最高です。
続編やってほしい！
