このレビューはネタバレを含みます
まあまあ面白かったかなという感じか。
堤真一演じる議員の役職や他の総理関連の人物関係がよく分からなかったようにも思えるが、その辺は小説で補い、孫娘誘拐及びその裏で父親が何をして、何を話すのかをヒリヒリとした空気感で描くことを優先した感じか。
他の人のレビューにもあったが、やはり議員回りの人間関係が分かりづらい。
色々なんでこうなったの?という展開(中島健人と角野卓造のやり取り、あの土地に何か埋まってるとまで確信した経緯、長男ではなく次男を買っている理由、次男の会社を潰したとかいう罪の購い)も多く、掘っていけば掘っていくほどに粗が出てきそう。
犯人はね…うん、あの埋もれそうな人たちにあのキャスティングはアカン。
図らずもどちらも兄妹で、父親が関連する辺りに主人公たちと対になってるのは分かりやすいし、同情すべき状況なのだが、関係のない幼い子供を利用した時点でクズ確定なので、最後のあの人の言葉が響かん。
実際、罪を告白してあの工事を止めたとしても、他の議員が台頭してあの土地に何かしたらまたやるのか?と思うと…うーん😔