時々こういう掘り出し物にぶちあたるからやめられない。
毎年の誕生日しか生きることを許されなくなってしまったタイムリープモノ。大好物。
確かクリスマスモノで同じような設定の作品があったような気がするのですが…あれはどんなおはなしだったっけ。
親への確執のために、愛するがゆえに愛するひとにちゃんと愛を伝えられなくなってしまったひとのおはなし。
その報いとしてはなかなかに辛辣に過ぎると思うのですが、実のところ、今に忙殺されて、自分を見失うなんてことは珍しくもなんともないのかもしれず。
それは当たり前過ぎて、だからこそみんな忘れてしまっている真実。
今を大切にするからこそ、今日は昨日として積み重なって、明日へとつながってく。
ダライ・ラマの格言がとにかく白眉。←格言じゃないらしいですよ。
待ちきれなかったパンケーキの10秒を、親子3人で、ようやっとカウントできるようになったラスト。すてきでした。
妻のアリスと娘のガラドリエルがとにかくかわいい。
いや、あまりに主人公への仕打ちがひどすぎてその反動でよりよく見えてしまってるのかもしんないけれども、それはそれでいいのか。演出として成功か。
バレリオがとにかくいいやつ。
フラグ立てまくりのくせにあれはずるい。