きょん

ビデオドローム 4K ディレクターズカット版のきょんのレビュー・感想・評価

4.0
デヴィッド・クローネンバーグ監督。SFなのかサイコホラーなのか。

マックス役のジェームズ・ウッズは「ワンス・ア・ポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(DVDにて鑑賞)以来2度目です。なかなか癖のある役者さんなのに(だから?)あまりお目にかかったことがないのでとても貴重でした。ニッキー役のデボラ・ハリーはすごい美人ってわけでもないけれどとても色気のある方でした。

あるビデオを見たことで幻覚・妄想が起きる!?

幻覚なのか妄想なのか訳分からないところが肝。当時としてはその題材や表現方法はとても画期的でグロテスクで独創的だったのではと思う。

80年代の作品だけあって特殊効果は今ほど凄くはないけれど発想がやはりクローネンバーグらしい。主人公の最期がどうなったのかはっきり分かっているようで分からないのでとても気になる。クローネンバーグが想定していたというラストはだいぶとんでもないので、ラストは普通に終わらせたのかな。

地方の映画館で観客2人というほぼ貸切状態だった(^_^)v「CLOSE/クロース」のパンフレットを求めて遠出したのだが、こちらはパンフレットを仕入れられてさえいなかった( ̄◇ ̄;)そして、「ローマの休日」の素敵なパンフレットを買ってきた。
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