tacorice

映画プリキュアオールスターズFのtacoriceのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

初めて娘と2人で映画館鑑賞

付き合うつもり100%、そもそもプリキュア世代じゃないから初代は顔知ってるだけだし、現役放送中のひろがるスカイを楽しむ娘を横目で見守る程度。
レビューなんて書くつもり毛頭なかったんだけど、いやはやめちゃくちゃ良かった。

オールスターから想像し得る極々ベタな構成で、ひろがるスカイから直近3代くらいのメインキャラ中心に話が進む。
令和的多様性のひろプリから採用された唯一の男の子プリキュアのキュアウィングに「圧倒的に男女比に負けるな…!」と心の中で声援を送る。

正直中間はパーティー毎の繰り返し展開で退屈だったけど、トロピカルの真夏ちゃんが良キャラで推せる。良い。

そして敵キャラのキャラデザめっちゃ洒落てる。

そして圧巻の後半戦。
スイッチが入ったように過去の蜃気楼と共に高速で出現し続ける先代プリキュアたち。もはや数の暴力。
平成プリキュアは主役の髪がビビットピンクか金髪の2択メインで目がチカチカするしとにかく見分けがつかない。

数の暴力たちがひたすらに愛と友情を唱え続け、一生懸命戦う。
もはや洗脳です。大人が忘れた綺麗事を真っ直ぐ可愛く強く言い続ける言霊のシャワーの連続…

「プリキュア、、いいぞ、、」

そして頭の中にある唯一の予備知識「初代の2人こそ最強にして最恐」ということでいつ出てくるのかワクワクしてたら意外と後ろの後ろで出てきた!

けどでしゃばらない!!そこが良い!!
ちょっと声も20年経ってる感じだけど、でしゃばらない!でも印象はやっぱいい。初代頼もしい!

エンディング…もう何グループ何人いるのかわからない数の暴力達が最高に良い歌歌うエンドがもう宗教的なそれで魅了されました。

ちょっとね、先に子供と見に行ったママ友に「もし行くなら声かけてください」って言われた意味がわかった気がします。


子供の時の思い出って大事だよね、ということでパンフとカチューシャとアイメイクセットを惜しまず買って帰りました。

また見たいな!(まさかの長文感想)

追記:敵の設定とそのキャラデザのオシャレさと世界感…異質でどっかで見た既視感…とモヤってたんだけどサマーウォーズが近い気がする。よきでした
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