あきたねる

映画プリキュアオールスターズFのあきたねるのレビュー・感想・評価

3.5
世界観がSFっぽい(世界を練り直して実験場にする)ところと、ラスボスが戦闘狂キャラなのが意外性があってよかった。分離して元に戻る力がプリキュアたちの記憶や思いであるところもシリーズ作品を大事にしてそうな雰囲気が伝わってきて良い。

「仲間が多けりゃ強いんだろ?」の台詞がめちゃくちゃ刺さる。それはそう。

チームとしてはプリズムチームが一番調和が取れていて見ていて楽しかった。スカイチームは主人公が集まってる分とても濃い。ウィングチームの移動手段はチートだろ。ずるいよ。

引きの絵の時にちらっと見える3Dが悪目立ちしてる気がする。映画HUGプリでは3DCGに切り替えると同時に場面展開を持ってきて、それ以降ずっとCGで描かれる演出に度肝を抜かれた記憶が強いから、今作では美麗CGを売りにしてるわけじゃなさそうでちょっと残念。

流石に歴代声優全員を呼び出すのは無理があったか。20周年記念作だしやってほしかったな。

キュアラメールとキュアマーメイドの共闘シーンが一番よかった。プリンセスって実質女王じゃん(違います)
シリーズとして興味を持ったのはトロピカル〜ジュかな。「いま一番大事なことをやる」って実生活においてかなり重要なマインドだと思うので。