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あの夏のアダムの235のレビュー・感想・評価

あの夏のアダム(2019年製作の映画)
3.9
2023年57本目
今月末で閉館する京都みなみ会館で1日限定上映&リースアーンスト監督のオンラインQAがあるとのことで鑑賞。
2006年のアメリカが舞台。思春期の高校生アダムがレズビアンの姉が住むNYで性的マイノリティのコミュニティでジリアンに恋に落ちるところから始まる物語。
性的マイノリティを描いた映画はたくさんあるが、本作はとても誠実に丁寧に描かれている印象を持った。
(主人公アダムの無知さと幼さには若干の苛立ちを感じてしまったが、それも性的マイノリティに関する知識があまりない観客がアダムの経験を通して一緒に理解していけるよう、監督の意図であったとのこと。)
上映後のQAでリース監督自身もトランス当事者でこのような映画を作成することのプレッシャーや怖さについて語られていたのが印象的だった。
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