ツルハシが最後の方、様々な用途で活躍していて面白かった。
最後の台詞の一文まで台詞なし！
呻き声と叫び声のみの主演！
それで最後まで観てしまった。
所々気になる部分はあれど、力技で黙らせる。
アクション映画のラスボス戦は肉弾戦じゃないといけないキマリなのだろうか。
銃使う場面何度もあったし、アアタミの今までの不死身ぶり考えれば銃かナイフで殺らないとと思いながら、少し冷めていた。
殴り殺さないと気が済まなかったのか、一番殺したことが肉感的に実感できるからなのかわからないけど。
頭にズドンか首切れば死ぬやん、と思った。
そして最終的にミサイルでボカンはちょっと物足りなかった。
サブリーダー的な敵は女性たちに復讐させたのは良かったけど。
章で分けて表すメリットがよくわからなかったが、6章のタイトルの皆殺しには笑った
それで期待値上がるも、最後の殺し方に少しがっかり。
犬が生きていて合流できたのはめちゃくちゃ嬉しいけど…。
んー…。
金塊をお金に換えて、何に使うのかをもっと明確にしてほしかった気もする。
ロシア兵を殺し尽くすための活動資金だとは思うが、感情移入しづらい。
感情移入しなくても楽しめる映画だし、敵キャラがわかりやすいクズばかりなのでスカっとはするけど…。
なんかいま一つ。
足りない。
キャラに魅力が足りない。
敵キャラがわかりやすいクズすぎるので、作り物感が強い。
リアリティを求める話でもないが、どこかにリアリティにこだわる部分か、もっと突き抜けるかしてほしかった。
そうするとインド映画みたいに長くなるかもしれないが。
派手なアクションと殺し方、やられ具合を見る映画だとは思うが、その殺し方の種類も工夫されているものではなく。
気軽にサクッと見るにはおすすめかも。
痛さも伝わる描写は良かった。
最初の一撃が一番スカっとする。
