銀鮭

SISU/シス 不死身の男の銀鮭のレビュー・感想・評価

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)
3.9
音声が英語だったのでフィンランド映画ではないと思ったが、終盤はフィンランド語だったし、エンドロールでフィンランドの映画だと確認した
SISUというのはフィンランド人に一番大切な言葉で、日本語の根性にあたる、ということを、随分前にフィンランド人から聞いた。氏は生きていれば80を超えているだろう
この言葉と国民性は、今のフィンランドの若い人に継がれているのだろうか?
こういう映画ができるのだから、幾らかは生きているのだろう
ツルハシだけを持った爺さんに対峙する、機関銃を持ったドイツ兵ふたり
爺さんを見て銃を捨てて逃げ出した
あのシーンが唯一フィンランド映画らしい
カウリスマキに通じる
久しぶりに笑った
タランティーノに影響を受けているな
まあ若い映画人なら、どこの国のひとでも少なからず影響を受けているだろう
銀鮭

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