ヤリマリ・ヘランダー監督作品。
金塊を奪ったナチスの一団に1人で立ち向かう老兵の物語。
第二次世界大戦終盤の頃、フィンランドの荒野を愛犬と共に行くヨルマ・トンミラ演じる老人アアタミ。
彼は黙々と金塊を掘り運んでいたが、ナチス戦車隊に見つかり殺されそうになるが反撃する流れ。
オープニングから寒々とした映像で非常に静かなスタート。
台詞もほとんど無い。
しかし老人がドイツ兵に襲われるところから凄まじい動きに!
『ボーン』シリーズや『ジョン・ウィック』シリーズの監督さんが撮ったカメラワークならかなり興奮したかも(笑)
老人とは思えない動きにビックリです。
後にアアタミはフィンランド軍の特殊部隊出身の凄腕兵だったと明かされますが、とりあえず不死身過ぎて笑ってしまう。
最初から最後まで彼一人でナチスを相手にバトっていたら最高でしたが、途中要らない加勢があったのでやや興醒め。
それでも面白かったアクション映画でした。