イチロー51

SISU/シス 不死身の男のイチロー51のレビュー・感想・評価

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)
3.8
第2次世界大戦末期のフィンランドを舞台に、不死身の老兵とナチス戦車隊の死闘を描いたバイオレンスアクション。

主演にヨルマ・トンミラ
共演にアクセル・ヘニー、ジャック・ドゥーラン、ミモサ・ヴィッラモ、オンニ・トンミラほか。

物語は、喧嘩を売った相手をとことん追い詰めて殺す「ジョン・ウィック」のような作品。

ストーリーは単純明快、物語は荒唐無稽、主人公は不死身、理不尽な奴らをぶっ潰す、突っ込みどころ満載、有り得ない作品ですが、カタルシスを感じるには少し乏しい。

しかし、深く考えず、割り切って観れば面白い。馬鹿々しい位ににアアタミ・コルピの強さを描いています。
ここまで徹底して描くと、「馬鹿げてる」が「爽快感」に変わる。

ラストはやり過ぎで、パロディに感じてしまいました。

いわゆる映画評論家には、評価されないだろう作品でした。

〜余談〜
主人公の「アアタミ・コルピ」が、若き日にソ連兵を300人殺した物語を観たい。