二次大戦中の重い時代背景を使いながら、スカッとするハードなアクションアドベンチャーに仕上げていて、エンタメとしてレベルが高い作品。
特にキャラの良さは素晴らしく、「シス」と呼ばれる伝説の戦士を演じたヨルマの寡黙な演技と相まって、実に魅力的な主人公となっている。
バイオレンス描写がまるでタランティーノのようで、容赦ないアクションシーンは見所だろう。
ありえねぇ~、っていうアクションもあるのだが、それでも魅力的に描けているのは監督のセンスの良さ。
いろんな映画ヒーローのごちゃ混ぜ感はあるが、ヨルマのキャラで独特の味わいを出していて、二番煎じになっていないのが素晴らしい。
すでに続編も制作されることが決まっているようで、ぜひシリーズ化してほしいところだ。
ハードなバイオレンスを見たい人にはお勧め作品。
余談。
ヒーローごった煮。笑
ランボー+ジョン・ウィックをセガールおやじの「沈黙」主人公たちで割って、タランティーノが監督したみたいな感じ。笑
あ、お犬様の可愛さも見どころだな。