なむあみだぶつ

私の頭の中の消しゴムのなむあみだぶつのネタバレレビュー・内容・結末

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

13歳上の兄が好きだった映画。

兄が持病で亡くなり、先日一周忌だったので、急に見たくなって、この映画を見返しました。

若年性アルツハイマー病によって、どんどんヒロインが病に侵食される感じが、苦しくて、悲しくて、クライマックスには大号泣してしまいました。

記憶というのは、どれほど大切であるか
この映画を見て改めて感じます。

病気でなくとも
時間が経つにつれて、いい思い出も悪い思い出も薄くなっていく。きっと、私の兄のことも。

でも、この映画を兄が紹介してくれたことで、
この映画を見るたびに、私は兄を思い出すことができると思う。

「あなたに出会えたことは、人生の幸せ」