手でふれてみる世界を配信している動画配信サービス

『手でふれてみる世界』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

手でふれてみる世界
動画配信は2025年7月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

手でふれてみる世界が配信されているサービス一覧

『手でふれてみる世界』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

手でふれてみる世界が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM
TSUTAYA DISCAS

『手でふれてみる世界』に投稿された感想・評価

emim
3.7
芸術(美術館)は目で見て感じることだけを許しているために視覚障害者は延々芸術鑑賞ができない、という問題を起点に、触れて感じるための美術館をイタリアに作った夫妻を軸にした、触覚鑑賞/触覚美術館のドキュメンタリー。旅行や体験は確かに空間や臭い、音で楽しめるのに、視覚障害者を排除する構造になってしまう美術館の立ち位置にハッとさせられる。

触覚美術館だと、学芸員の立ち位置や役割もそれまでと大きく変わるんだな、というのが大きな発見だった。触覚を軸に作品を把握してもらうための案内の仕方や、その作品の背景にある情報を細かく理解した上で説明しなくてはいけないので、かなり高度なのではと思った。また、俯瞰して作品を見るのではなく、少しずつ繋がりを感じながら「見る」という違いにも気を回さなくてはいけない。

世界的に触覚美術館はイタリアにしかないそう(作品公開から少し経っているので変わっているかもしれないけど/日本では岡野監督の働きかけで、展示会やワークショップが行われている)。作品保護観点ももちろんあるとは思うが、もっと増えたらいいのに。
また個人的な所に視点を移すと、絵本のイラストを色を加味せず触覚をベースに1mm以上の厚みで絵を起こす、という所から、自分の作り出す1点1点に(例えばデジタルの小さなアバター類だったとしても)触覚のことを考えたことがなかったので、大きな気付きになった。

最後の、夫妻が楽譜に「ふれて見る」シーン、知りたかったことを知れる感動を目撃できて、よかったな。
ところで日本人監督と(クレジットを見る限り)日本のスタッフで作られているのに、海外から買い付けたドキュメンタリーのような印象で不思議な感じがあった。
排路
-
目の怠慢は反省しても反省しても繰り返す
視覚に障がいを持つ夫妻の働きかけによって開館した「オメロ触覚美術館」in Italy。
見える見えないに関わらずすべての人が、彫刻を中心とする美術作品に手でふれて鑑賞できる美術館。

慈しむようにしっかりと手でふれてみている人たちの生き生きと高揚する心が伝わってきて、こちらの心にもあたたかな火が灯るよう。