大阪アジアン映画祭にて。
ドッジボールは香港では日本ほどメジャーではないらしく、周りも邪険に扱いギャップを感じます。
スポーツものというよりは、香港が抱える闇みたいな部分を多々描いています。
笑える部分もたくさんありますが。

イン・チーワン監督と女優のイザベラ・チャンさんが来日しての舞台挨拶。
ドッジボールのシーンは大変でしたが、女子ばかりが集まるという学生のような気分を久しぶりに味わえて楽しかったと話されてました。

• #深夜のドッジボール

2023年度！今年も参戦。
大阪アジアン映画祭にて・２本目

2022年製作の香港作品
ドタバタ青春スポ根コメディ〜
そしてこの日のチケットは完売だった。


ストーリーはこんな感じ↓

社会福祉士のヨンは、支援を必要とする若者に公立体育館を深夜使用枠として開放していた。しかしある日担当を外され閉鎖の危機に直面…！そこで彼女は、毎晩体育館に集まる少女たたち（全員色々な問題を抱えている）でドッジボールチームを結成し、3ヶ月以内に大会に出場できれば、深夜体育館の必要性をアピールできると上司を説得（もちろん思いつきのはったり・笑）ひょんな誤解から学生時代の上級生、ラウ（定職につかず弟夫婦の家に居候）にコーチを頼み、独特のコーチングで彼女たちを成長させていく。


登場人物はみんなキャラが濃い。

・コーチのラウ
・社会福祉士のヨン
・ドッヂボールチーム8人の少女たち

他ヨンの鼻につく同僚とか、ラウの友人、
弟夫婦などなど…

話が進むにつれ、このキャラクターたち
が巧みに絡みあい化学反応を起こし展開していく！

…と、思いきや？！


なんとも話しが全体に薄い！！笑

時々感動秘話があり、ドタバタが続き、
吹き出す笑いも多々あるも、何かしっかり
解決すこともなく、そしてとっ散らかったまま…
エンディングを迎えたのでした・笑


でもね。
ちゃんとした作品のテーマはあって、
それぞれ問題を抱える社会から見放された少女たちにとって、現実逃避の場所だった深夜体育館。
ドッヂボールというスポーツに出会い、ヤサグレ集団だった彼女たちが、自分達の力で勝利する事を学び、各々の現実を受け止め逃げずに進んでいく力を身につけていく…そしていつしか彼女達に深夜体育館は必要でなくなる日がくる…

Life Must Go On [深宵閃避球]

って、ちょっといいお話・笑

これ全部含めて香港コメディの醍醐味
！出会えるのも映画祭の醍醐味です★

楽しかったので◎

ヨンさんは若者支援の事業をやっていたが、会議中におにぎりサウンドを鳴らすなどして事業継続が危うくなったため、富士山の野生芳香をまとって帰国したラウさんにヘルプを頼む

イーキンチェンさん、顔は知ってるけど出演してた映画全然思い出せない俳優さんでした