とても好みの映画。
映像がとても美しい。
碁を打つ場面、碁盤、夕暮れになりともされる灯り、夜の情景、傘にあたる雨音、橋を渡る場面などなどまた観に行きたくなる美しい場面がたくさん。
刀の手入れをする格之進が美しい。
草彅さん本人も言っていたが唐笠が本当に似合う。
てん刻で生計を立てているのも格之進っぽい。
草彅さんの顔の造作にヒゲが似合う。
登場人物はある意味みんなそれぞれわかりやすくまっすぐ。
気になるのは左門と兵庫。
格之進と再会するまでの左門目線、過去から現在までの兵庫目線のスピンオフを観てみたい。
ずっと変わらないものを心に持ちながらああなっている兵庫。
その心の奥底と過去が気になる。
撮影中、奥野さんが青空を見上げていたので悩みがあるのかなと草彅さんが声をかけてみたというエピソードも好き。
そして俳優草彅剛、やっぱりスゴイ
