古今亭志ん朝の落語で良く聴いていた「柳田格之進」が映画になったと聞き、早く観てみたかった作品。アマプラでの配信に感謝。
落語での物語に、恋愛や仇討ちなどの要素を加えて重厚な物語に仕上げられた本作。一部に、これも大好きな「文七元結」からの引用もあり落語好きとしては嬉しかった。
草彅剛は、いつもながら個性的な役をやらせると引き込まれるものがある。碁を打つ姿も美しかった。
清原果耶も、娘・お絹を好演。そして、貫禄を見せたのは小泉今日子。我々世代での何てったってアイドルが、吉原大店の女将を演じたのは感慨深い。