今年1発目の邦画(時代劇)は昨年話題になったこの作品。
さすが白石和彌監督と言うべきか。
脚本もいい。
大好き草彅くんの演技がさすが。
時代劇はだいたい復讐劇かコメディかに分かれることが多い。今回も復讐劇とは知っていたが、単なる復讐劇にならなかったのが自分の中ではかなりポイント高し。
妻の復讐だけではなく、なくなった500両の行方とそれに対しての答えの出し方。娘の身がどうなるか、前半の碁をメインにした人間模様などいろいろな要素を絡め、とても見応えのある時代劇だった。
脇を固める役者陣の演技も素晴らしい。
でもやっぱり草彅くんの表情だけの演技、静と動の演技には頭が下がります。
作品自体が正月をポイントにしていた分観るタイミングも良かったかも。