「サマリタン」「オーヴァーロード」のジュリアス・エイヴァリー監督。
ずっと読みたくても絶版で(売られているのは高値で)読めないガブリエーレ・アモルト神父の「エクソシストは語る」の映画化と聞いて楽しみにしてた。
これガッツリ派手に盛って娯楽オカルトホラーになってる気がする😂
だから実在の～とか実際の～とか気にせずいろいろ視覚的に楽しいし、ラッセル・クロウが長いキャリアで初のホラー主演なのでそういう点で満足。
悪魔祓いお約束的描写しっかり、アモルト神父はスクーターにのって悪魔祓いにやってきて、ちょいちょいイヤミやジョーク飛ばす。ラッセルがイタリア語とイタリア訛り風英語を喋る。
悪魔が憑いたヘンリー、あの演技は子役ながらなかなかの熱演、豹変し顔筋思い切り使ってるあの表情は恐ろしい。
ストーリーは王道的悪魔祓い映画パターンであまり印象には残らないかもしれないが、それ以外の部分で十分楽しめた映画だった。
キャラクターありきでシリーズ化しそうな気もする。
実際のアモルト神父は(本人いわく)相当悪魔祓いやってたらしいからネタは尽きないだろうし、脚本練ってまたやってほしい。
まずはやっぱり「エクソシストは語る」を読みたい。再版してくれ。
