あや

ヴァチカンのエクソシストのあやのネタバレレビュー・内容・結末

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

予告で気になってはいたものの、映画館で観るほどじゃないかな…と思いながら観に行きましたが、映画館で観てかなりよかったと思いました。

今年映画館で観た映画の中で1番序盤からムダがなくわかりやすいストーリー展開でシンプルに面白かったかも。

アモルト神父の皮肉めいていながら、憎めないキャラ付け、かわいいスクーター、ジョークのセンス。とても良い。トマース神父の素直でヘタレな性格も悪魔に翻弄される感じもどこかギャグチックな場面があり、大変親しみやすかった。

二人が罪の告白をするシーンで序盤から投げかけられていた過去映像の答え合わせになったり、悪魔の名前が分かる時に妙にすっきりする感覚があった。

憑いてる悪魔の名前が分かっても、すぐに解決するわけではなく、弱い自分との戦いなのがリアルで観てるこちらも入り込みやすい。

終盤のCGもあくまで演出としての使用で派手すぎない感じが好感持てた。
あや

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