外連味たっぷりのアクロバティック祓魔映画
どうみてもチンピラ中年にしか見えないラッセル・クロウが演じる敬虔さはまさに漫画の魅力的なキャラクターそのもの
パールと同日にハシゴしたのだが、筋立ては王道そのものでもキャラクターや演出の力で押し通したその胆力には脱帽
実際に日本のお坊さんも、細い道を駆け抜けるのに小回りの効くスクーターを愛用しているらしいがそれはヴァチカンでも同じなのか
巨漢や長身が小さいスクーターを乗り回すと何でこんなに映えるんだろう
カトリック教会の闇を悪魔憑きのせいにする、昨今よくフィクションで見られる諸悪を陰謀論へと落とし込む手法はあまり頂けなかった
これからバディ物として展開するなら、きっと続編も観ると思う