王道のエクソシスト映画で特筆したことも目新しさもないが、ラッセルクロウが演じてるだけで新鮮に感じる不思議現象です。
巨体を揺らしドスンドスンと歩く姿は甲冑を着た戦士のようで誰にも負ける気がしないのもいいですね。
中盤に明かされる悪魔の計画も分かりやすくてなるほどと納得させられますし、それを掘り出す過程もミステリーぽくて楽しめました。
取り憑かれる少年役の子は上手でしたね。
というか、歴代の悪魔に取り憑かれる系の役者はみなさん迫真の演技で凄いです。
序盤に注意されてたのに断固として着替えないお姉ちゃんが終始露出が多くて良かったです。
イタリア語訛りのラッセルも良かったのですが、もう少し若ければアルパチーノが演じてるバージョンも見てみたいですね。
最後はあれで倒せたと言えるのかね？なんか実はまだ取り憑いてたとかのオチかなと思ったのですが違いました。関係ない所にいる悪魔を信じてない若い神父が巻き添え喰らって可哀想でした。
しかし、エクソシスト系の映画って日本では悪魔とかが馴染みなさすぎて何も残らないのが少し残念なところです。
