よみこ

ヴァチカンのエクソシストのよみこのネタバレレビュー・内容・結末

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

エクソシスト系映画にしてはエンタメも含んでおり、
ラッセルクロウが(いろんな意味で)存在感が大きい
とても観やすい映画です!!


ガブリエーレの存在感
かわいいバイクには不釣り合いの体格で武闘派な主人公
冗談もいうし、回りから避難されれば教皇に言ってくれ。とも言う
なんだかかわいい
しかしながら、このシーンてしれっと流れていくシーンなので
もう少し活かしてくれたらよかったなぁと。
やはり体格がでかい笑
昔ながらのエクソシストはひょろがりおじいさんが悪魔に立ち向かうようなものばかりだったが、こちらも俗世にどっぷりつかってそうなおっさん!とてもよい
そんなガブリエーレだが信仰心はきちんとある
過去のトラウマをきちんと神に懺悔している
誰よりも過去を悔いている。だからこそ助けたいと思う
そんな人物です

ガブリエーレ神父は実在するそうですね!
すごい
なので、実話を基にしてって感じです



定番の憑依シーンも健在
悪魔に憑依された表現だったり、普通に歩けばいいのにあえて獣のような体勢になって、そのまま天井を這ったり・・・そういった「エクソシストあるある」は網羅しているため、エクソシスト初心者にもわりと見やすい
複数憑依も出来るらしく、姉弟に憑依していた

今作の想定外 トーマス神父
最初の頃から家にいた新米のような神父
最初はガブリエーレの存在に驚きながらも最後には立派な神父に成長していく
だいたいこうゆうのは最初に悪魔に殺される役を演じるのだと思いきや
彼の成長譚でもあった
これからは立派な祓魔師になっていくんだね、と予感させる
なんだかんだでいいコンビなのがよかった

教会のエクソシスト本部みたいなところがいちいち心をくすぐってくる
悪魔殺しの道具や書物がずらっと並んでいるのを見るとちょっとわくわくする
さらには、謎解き要素もありで、ただのエクソシスト映画ではない
ミステリー要素やエンタメをうまく含んでいる
怖さとしてはそこまでではないのでエクソシスト初心者にも楽しく観れます!
よみこ

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