ぴょんすけ

夜が明けたら、いちばんに君に会いにいくのぴょんすけのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

監督が酒井麻衣監督だから見に行った。
酒井監督が作る映画は映像が本当に綺麗で、上品に見えるのが魅力だなと改めて。
ただ原作を未履修で行ったため、2人の関係性や距離感がよくわからなかった。
途中青磁が茜に向かって「悲劇のヒロインぶってんじゃねぇよ」って言ったのがツボでした。私が思ってたこと全て言葉にしてくれた。あのシーンは本当にヒロインが自分勝手すぎてイライラして映画館から出て行きかけた。勝手に自分で世界閉ざしてるのに…それ指摘したら急にヒステリー起こすの。なんだあのヒロイン。母親が毒親すぎて、ヒロインの気持ちわからないでもなかった。
終盤にかけては、酒井監督の世界観全開で酒井監督が監督と知らされてなくてもわかるくらいに全開だった。酒井監督は色彩感覚がずば抜けてて、この作品にはぴったりの監督だと思った。
美術教師役の上杉終平がこの映画で1番よかった。