ヤッ

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーのヤッのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

皆が大絶賛‼️腐🍅の評価もチョ〜高かったのでビクビクしながら見に行きました。ホラー映画鑑賞歴が浅く、ココ最近の映画は某10/31の続編など展開を予測できるものばかりだったので、トークトゥーミーは展開が予測できないストレスがエグかったです。常にビクビクしてた。自分の中で結構怖かったヘレディタリーよりも怖い!とどこかで見かけたので本当にドキドキしてた。
さて、見始めて映画あるあるのとりあえず初回の事件描写。顔を刺すのにあまりに抵抗がなくスムーズな動きだったので事実を認識するのに時間がかかっちゃった。怖い。
例の手が出てくるまでの日常パートはミアとジェイド、ライリー(だったっけ?)の関係整理。と、画の綺麗さを堪能パート。ジェイドのお部屋がかわいいね。映画初手もそうだったけど光と影、音の表現がすーーごい美しかったな。ジュリア・デュクルノーのTITANEとかを彷彿とさせる感じ。本当にYouTuberが撮った?
交霊シーンがはじまって、演技やばすぎて草。なんかバイオ村のモローみたいなヤツいっぱい出てきてワロタだよ。結構ガッツリ描写してるなーという印象。ミアの体の動きと目が黒くなっていく描写、コポコポ音でバカ怖い。
ライリー憑依後が悲惨すぎて目も当てられない。思春期特有の年上に混ざりたい感覚と、理解者として望みを叶えてあげたい気持ち、献身が裏目に出すぎてしまった最悪のパターン。しかもお母さんの霊だったぽいしね。お母さんの霊のことを考えたいハズなのにそれを排斥せんとばかりに迫り来る、家族同然の少年を取り返しのつかない形で傷つけてしまった事実がなんとも残酷だと感じた。なんだかんだいいつつも咄嗟に腕を挟んだジェイドが立派なお姉ちゃんすぎる。ミアとお父さんの関係を考えると味変すぎる、切ない…。
ライリーのシャワーシーン怖すぎでしょ。いちばん怖かった。セルフで血を舐めるな。悪魔の発想すぎ。
足舐め事件があってからのお父さん殺害はキチ〜〜〜よ〜〜〜、、しかもハグの後だったし、展開が見え見えで思わず顔を覆っちゃった。
そのハサミをもってライリーのとこに来た時もそうで、蘇る冒頭のシーン………、、。絶対殺すじゃん!になった。そこで殺して終わりかな?と思ったら意外と長い…。ラストの交霊シーンはド定番の終わり方って感じ。
とにかく映像が綺麗だった。初手のパーティーシーンと病院のシーンよかったな。あとライリーとミアが寝てるときとか。ミアのカラーが茶色と黄色だったのに対して病院は白と青色なのですごく映えてた。ライリー・ミアシーンは顔に月明かりの当たる感じとそこに映る雨雫の影が味があったな。
ストーリー的には序盤が好調、後半が若干失速気味?に感じられた。後半が内面パートだったからかな。もうちょっと、ヘレディタリーや女神の継承で見るようなあからさまな地獄が見れるのかなって思ってたところがあります。
でもストーリー・描写バランスが良かったと思います。


初ホラーの彼氏と見に行ったのですが、デートムービーではなかったし、クリスマスに何してんだ…という気にもなりました。彼氏は見終わってからしばらく「ふぅ……」ってずっと言ってました。オモロ
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