水

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーの水のネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

まずい。面白い。劇薬。今年一かもしれない。生きててよかった。生きててよかった。
映画館で観るホラー映画はアトラクションに近い。楽しすぎる。

死にかけのカンガルーがライリーのメタファーになってるのすごく映画的でよい。
ミアのメタファーでもあるのか。
すごい。

降霊術が洋画における麻薬に位置している。
麻薬的な中毒性でミアを狂わせる。
この映画はミアの視点から撮られているけど、そのミアがどんどん狂っていくから、現実と幻覚の区別がミアと一緒につかなくなっていく。

ミアが見た母は本当に母なのか、ミアが死んだ後に見た世界は本当に現実なのかわからないけど、そうだとしたら娘を破滅に導く母が1番悪くないか。
麻薬が見せる幻覚が母の姿をしているという解釈もできる。

母が自殺したなんて現実は重すぎるから、そんな弱い状態の人間、正確な判断なんかできないよな。

リンボー(辺獄)という概念怖すぎる。

ラストが凄すぎる。
水