このレビューはネタバレを含みます
まずい。面白い。劇薬。今年一かもしれない。生きててよかった。生きててよかった。
映画館で観るホラー映画はアトラクションに近い。楽しすぎる。
死にかけのカンガルーがライリーのメタファーになってるのすごく映画的でよい。
ミアのメタファーでもあるのか。
すごい。
降霊術が洋画における麻薬に位置している。
麻薬的な中毒性でミアを狂わせる。
この映画はミアの視点から撮られているけど、そのミアがどんどん狂っていくから、現実と幻覚の区別がミアと一緒につかなくなっていく。
ミアが見た母は本当に母なのか、ミアが死んだ後に見た世界は本当に現実なのかわからないけど、そうだとしたら娘を破滅に導く母が1番悪くないか。
麻薬が見せる幻覚が母の姿をしているという解釈もできる。
母が自殺したなんて現実は重すぎるから、そんな弱い状態の人間、正確な判断なんかできないよな。
リンボー(辺獄)という概念怖すぎる。
ラストが凄すぎる。