TALK TO ME／トーク・トゥ・ミーの山田のネタバレレビュー・内容・結末

まず掴みが100点。このテンションでやられたら観終わる前に俺死んじゃうかもと思ったけどなんとか大丈夫だった。
ジャンプスケアも中々怖いんだけど、不条理極まるストーリー展開とゴア描写、家族間の軋轢など諸々の要素でひたすら嫌な気分にさせてくる映画だった。この人達は一体どうなってしまうのというハラハラ感が最後まで持続するのが偉い。
一つ文句を言うならトリップした向こう側の世界を見せてくれないので憑霊シーンは気持ち良くなかった。まあ配給会社の責任もあるのかな？宣伝で過度に煽るのは止めなさい。
それはさておきライリーくんの顔面破壊描写が印象に残り過ぎて暫く忘れられないと思う。初めからこの子が真っ先に酷い目に遭う予感がしていたんだけどまさかあそこまでとは...正直ドン引き。
結末はまあ自業自得なんだけど、彼女も元々は善人だった訳だし(性格はウザいけど)その上ハードな体験をしてきただけに中々辛い。
そして向こう見ずな馬鹿共はオーストラリアの外にも居たというオチ。ちょっとシュール。