直前公開イベントで観させていただいた直後の感想は、「これは賛否分かれるミニシアター系の作品だなぁ」「このスタッフ、キャスト陣で恋愛ものじゃないと結構それを期待していた人たちに批判されるんじゃないかなぁ」でした
翌日になってふとこの設定を自分の「世界」に置き換えて考えみたら、仕事のこと、子供のことなど本当に悩み困った時に人よりちょっとだけ若くして亡くなった両親に心の中でいつも相談していることに気付いたんです
答えはもちろん返ってきませんが…
そうしたらなんだかこの映画の登場人物たちの片思いが身近に感じ、突然涙が溢れてきちゃいました…
坂元作品が苦手だった私なのに今ではもしかしたらマイベストの邦画になるかもと思ってます。
人間の究極の思いを描いた傑作です!