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ドミノのmitoのレビュー・感想・評価

ドミノ(2023年製作の映画)
2.8
2023年124本目。
娘が誘拐され、未だに後悔の念に追い詰められている警官のダニー。
とある事件で遭遇した、人を操ることが出来る男が娘の失踪に関与していると知る。

ベン・アフレック主演、
そしてロバート・ロドリゲス監督。
ロバート・ロドリゲスって突然SF映画撮るよね(笑)
今回は脚本を手掛けているとのことで、このアイディアを監督自身が考案したとしたら、中々のアイディアマンだなと驚き。

ただ、それを具現化するのはロドリゲス監督じゃない方が良かった気が…。
もしくは金が足りない。

話としては皆が指摘するように、クリストファー・ノーランの「インセプション」に似ている。
映像演出も、街がグニャっと曲がったりとインセプションの夢の世界のような描写があるが、この映画ではカメラ映像を埋め込む感じで、そのシーンを再現している。

何か全体的にチープ。
まあ、ある意味ロドリゲス監督に求めるのは、このチープ感って人も多そうではあるが。

プロットもインセプション的に、かと思いきや、後半には驚きの種明かし…とはなるが、それにより一気に世界観の規模がスモールサイズに。
もうちょい、良いやり方は無かったのか…。
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