なんか久しぶりなロドリゲス監督作。
随分と複雑そうなイメージの作品ですが…
なるほどなぁ。そうきますか。
中盤あたりから色々と楽しませてくれます。
が、だからこそ中盤までの設定のどこまでが真実だったかの説明がないと以降の物語に入り込めません。(もしかすると全部真実ではなかったという可能性すらある)
エンディングクレジット中のシーンであそこだけは「真実の結末の一部」だったのはわかるのですが…
というか力が強ければ何でも改変ありの無敵能力の話なのでどうとでも好きなように作れてしまうのは「それはちょっと…」と感じます。
私は「デスペラード」「フロム・ダスク～」「フォールームス」「プラネットテラー」辺りの比較的初期のB級感あふれる監督作品が好きなので本作はちょっと合いませんでしたかね。
とは言っても十分に練られている作品ですので問題なく楽しめます。「設定が複雑な作品」というより「見た人がどこまでを物語上の真実として理解するか」が問題だと思うので手軽に手に取ってOK。
十分にお勧めに値します。
追記：珍しく邦題が原題よりよかった。変な副題がなくて更に良なのです。
