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屋根裏部屋の男
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『屋根裏部屋の男』に投稿された感想・評価

こぅ
3.5
'23 3/19作品登録していただきました。

ヒッチの【下宿人】と同じく、19世紀末のロンドンで実際に起こった連続殺人事件の犯人[切り裂きジャック]を題材にした有名小説の映画化で、アルゼンチンのヒューゴ・フレゴネーズ監督による、【サイコ・サスペンス】。


4人目の惨殺被害者が出た夜に、スレイド(ジャック・パランス)と名乗る男が、下宿人として老夫婦と、姪で舞台女優のリリー(コンスタンス・スミス)の住む家に住み込む…。

同じく、昨年鑑賞した'44年【謎の下宿人】のリメイク的内容だった。
ただ、少し改変が見られた。
普通に観たら、あからさまなのだが、
切り裂きジャックを全く知らなければ、真犯人は誰なのか⁈のドキハラを楽しめる作りではある。
喉をナイフで掻っ切る映像は、勿論無い。

ロンドンと言えば、
街の夜霧で、抜かりないが、
あんなに警備を総動員して見つからない、犯人捕まらない状況は、ご都合主義と併せて違和感があるのは一緒。
犯人が、馬鹿正直者(ピュア)というキャラを始め、総体的にキャラ立ちや脚本もスムーズ。
下宿先の夫婦のやり取りにクスッと ユーモア も盛り込んでいる。

夫婦の姪、リリーが舞台女優なので、少し歌と踊りショウも 余興 として楽しめる。


クライマックス〜ラストステージは、改変(端折られ)されているが、結末(後味)は、統一されている。

[切り裂きジャック]のベースから大胆にリブートする事も容易で、実現しても良かったと思う。
独特な雰囲気をもつ青年を下宿人として迎え入れた老夫人が、花形ダンサーとして活躍する姪を紹介したことにより、下宿人の裏の顔を刺激させてしまう。マリー・ベロック=ローンズの小説を映像化している、サスペンス映画。

19世紀末、霧のロンドンで発生した「切り裂きジャック」の事件を題材にしている作品。本作の公開当時、1927年度「下宿人」(アルフレッド・ヒッチコック監督)を皮切りに、すでに3本の映画が先行している。

同一原作のため、プロットは先行の作品と大同小異。下宿人となる長身の学者が、何となく怪しげな言動を取ることにより、周囲の人間の猜疑心を煽っていく。危機感が足りないヒロインに苛立ちを覚えるが、警察の捜査内容が錯綜していく感覚が面白い。

殺人鬼が静かに忍び寄ってくるホラー演出に、エポックメイキング的な面白さが凝縮されており、本作こそが見世物スラッシャーの礎と言っても過言ではない。女の「魔性」に狂わされた男の愛憎が、鮮明に描写されているところも印象に残る。
 謎の連続殺人鬼切り裂きジャックが横行するロンドン市街ホワイトチャペル地区にある老夫婦の家にある男が下宿することになる。彼はいったい何者なのか?
 マリー・ベロック=ローンズの小説『下宿人』の4度目の映画化作品。内容は3度目の『謎の下宿人』(1944)とほぼ同じ。違いは犯人の殺人の動機くらいですかね?先作の動機「芸術家の弟が女に破滅させられたことによる女性嫌悪」に対してこちらは「母親がその美しさゆえに放蕩三昧の末、娼婦になり果てて死んでしまったというトラウマ」からでした。加えてその母がジャックの最初の犠牲者、つまりスレイド=切り裂きジャックが母親を手にかけていたというなかなか良い設定が成されています。

 主演のジャック・パランスが素晴らしい。これ程の繊細な演技ができる役者だったのかと驚きました。決して二枚目ではないけれども、抑制をキッチリ利かせつつ人物の複雑な心理を豊かに表現、これでもかと悲壮感を漂わせ、見ていて可哀そうになります。