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窓ぎわのトットちゃんのmacachinekeのレビュー・感想・評価

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
4.8
泣きましたー

評判が良いので期待してたけど
予想以上に良かった

まず絵が可愛い
トットちゃんの大きなおリボンがかわいすぎる
やはり当時としても裕福でパパはN響のコンサートマスターだしママも声楽家だしとにかくオシャレ
観ていてとても楽しい 

個性を認めて伸び伸び育てる教育が今の徹子さんを作ったんだなと思うと
やっぱりスゴいよね

そして有名なトモエ学園
校長先生の声を役所広司さん
これがいいのよ、ほんとに愛情深い

トットちゃんの声は大野りりあなちゃんで
子供なのになんとなく徹子さんの
特徴を捉えててすごいと思いました


そしてこの作品で一番好きなキャラクターが
泰明ちゃん  
小児麻痺で手脚が不自由なんだけど
賢く聡明で優しい 彼の言動がいちいち心に沁みる
とにかく愛しくなる存在で私はでてくるたびに涙が止まりませんでした

アニメーションとしてもとてもアーティスティックで素敵でした
可愛いだけではなく時折強くアート色が出ています

戦時中ということもあり様々なメッセージが散りばめられた作品で押し付けがましくなく
自然に物語としていろんなことを考えさせられるのです

黒柳徹子さん、本当に素敵で大好きなんだけど
この子ども時代のお話を映画で観て更に納得しました

たくさんの人に観て欲しい 
優しい気持ちになるしたくさんわらえるし
泣けました
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