子どもの頃に、母が原作を買ってきてくれたのを読んではいたものの内容は忘れていました。
でも、トットちゃんの活発ぶりだけは記憶にあり、それはやっぱりそうでした。
トモエ学園の校長先生はじめ、子どもたちと出逢ったことは、後々の黒柳徹子さんの成長に大きく影響され、この環境は一生忘れられないでしょう。
トットちゃんのご両親の苦悩は、あったのかもしれないけれど、トットちゃんを非常にあたたかく包み込む様に見守り、根気よく育てた印象が残りました。
ひよこ、友人との死に別れ、戦争の最中であったこと、どのシーンも胸がいっぱいになってしまい涙がポロポロ止まらなかった。
映画館を出てから、いまも、黒柳徹子さんがお元気で長生きしてくださることを願いわずにいられません。
トモエ学園の校長先生のひと言に嬉しくなった。
「君は、ほんとうは、いい子なんだよ」
トットちゃんが2023年最後の映画となりました。
素敵な映画でした。