とってもよかった。
終盤泣きました。
役所広司さん、小栗旬さん、杏さん、そして主人公トットちゃん役の大野りりあなちゃんなど、声優陣も素晴らしかった。
舞台となっている自由が丘、九品仏、荏原のあたりは、以前自分が大井町線沿線に住んだり通ったりした思い出の多い土地だったので、戦前の様子が緻密に描かれていて嬉しかった。
優しさと差別、自由と集団主義。
トットちゃんが先生、生徒たち、両親と暮らす中で、その瑞々しい感性で感じ取って成長していく様が、見ていて気持ちよかった。
想像力豊かなトットちゃんの心象風景の描写では、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」を思い出しました。
あと私の世代はいわさきちひろさんの絵本を見てきた世代で、ところどころオマージュされている感じが嬉しかった。
おすすめの映画です。
#窓ぎわのトットちゃん
