トールキン

はたらく細胞のトールキンのレビュー・感想・評価

はたらく細胞(2024年製作の映画)
4.0
原作マンガを少し読んだことがある程度でにわか知識ではあるけど、キャスト全員一人一人の配役がピッタリだった。メインの永野芽郁さん、佐藤健さんはもちろん、脇役、さらにほんの数分のみの出演のチョイ役にあの人やこの人まで起用してとにかく豪華キャスト過ぎた。
個人的に好きだったキャラたち。血小板の子たちが可愛すぎて愛くるしい。松本若菜さん演じるマクロファージ先生が美しくて強くてカッコいい。さらに「キャラクター」以来の映画出演のFukaseさんが抜群の安定感で特にピッタリな役どころ。強敵と言うかボス感ハンパないダークな雰囲気も良い。

内容に関しては正に笑って泣ける痛快アクションコメディで、劇場はほぼ満席で家族連れもけっこう見られて、家族で見るのも一人で見るのもカップルで見るのも全てありなくらい番人ウケしそう。エンタメムービーとしてはかなりの出来栄えだと個人的には思う。
キレッキレのワイヤーアクションはかなり見応えあって単純にカッコいい。佐藤健さんのアクションはもはや剣心にしか見えない笑笑

人間の体内の細胞も、そして私たち人間も一人一人が生きる上でそれぞれ役割を持って生きている。その役割を一人一人が全うすることが精一杯生きるということに繋がる、そんな強いメッセージ性を感じ取れた。
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