さひさひ

縁路はるばるのさひさひのレビュー・感想・評価

縁路はるばる(2021年製作の映画)
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〈新世代香港映画特集2023〉の2作品のうちの1つ。

28歳のハウは香港のIT企業でアプリ開発を担当する男性社員。恋愛経験の少ない彼が色んな女性と知り合うも、彼女たちが住むのはいずれも都会的な中心部からは遠く離れた僻地ばかりで、デートなどのたびに遠路はるばる香港各地へ出かけることになる……。

〈大阪アジアン映画祭〉での上映題は「僻地へと向かう」。原題は『緣路山旮旯』。面白い形の漢字で気になったが「旮旯」で角・コーナー・遠い場所という意味になり、「山旮旯」だと僻地という意味らしい。

アプリの地図画面に主人公のモノローグも重なり、字幕を読むのが最初は大変。でも、ロマンスあり、コミカルさあり、景色もよし、女優陣も綺麗で楽しい映画です。
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