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ハンガー:飽くなき食への道のIKUZAGIEのレビュー・感想・評価

3.1
タイで製作されたNetflix映画。お!バッド・ジーニアスの女優さんだ!と思って鑑賞。大ヒットした「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」はとても面白かったし、別の主演作「ハッピー・オールド・イヤー」も結構面白かったので、かなり好印象の女優さん。名前がチュティモン・ジョンジャルーンスックジンというそうです。9頭身で手足が長く、モデルもやっているそうです。
女優さん目当てで鑑賞したのですが、話の展開が読めなくて、まあまあ面白かった。はじめは、映画「セッション」の料理版かと思って観てたら、料理で恋愛モノだったか、となって、いきなり「えぇーっ!」という展開になって、映画「ザ・メニュー」のようなテーマなのかと思って観てたら、昔の料理バラエティ番組「料理の鉄人」のような感じになって、最後、結末はどうなるのか…。
雰囲気はサスペンスに近く、料理を食べるシーンはちょっとグロテスクでホラーに近いので、全体的に妙な緊張感がありました。セリフも「結構いいこと言ってるなあ」と思ったら、突然トンチンカンなことを言ったりで、その辺はお国柄の違いなのか、字幕の問題なのか。
「法を犯してはダメです」
「それではシェフになれない」
なんでやねーん!シェフは全員犯罪者なんかーい!と、声出して突っ込めるところが配信の利点ですね。
今やバンコクは東京にも劣らない大都市なので、映画でバンコクの街並みや現状など知るのも楽しいだろう。
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