相変わらずチャティモンの目力には圧倒される。演技力とは目の演技だとつくづく思う。思ったより彼女の出演本数が少ないがすべて佳作。
青い鳥はすぐそばにいる。単純なテーマに思えるが、歳とともに心からそう思う。家族や友人とか人間関係に限らず、他律の欲望がほんとうに鬱陶しく感じてしまい、俗物たちとの無意味な会話や人間関係もうんざりしている自分がいる。高踏的とは思わないがバカへの寛容さがだんだんと落ちてきた。もちろん自分もバカなんだけどね。
どこか遠くに行くでもなく高みを目指すでもなく、リア充などという言葉にも惑わされず、孤独や孤立も気にせず。
そもそも関係性は重要だけれど、この時代、いよいよひとさまと「仲良く」やること重視で、個性など出しようがない。強く言えばパワハラ、好きに動けば協調性なし。じゃあひとりで勝手にやりますよー、だ。
そんなこと気にしない輩たちとたまーに会って何の意味もないけど気を遣わずにバカ話するくらいで充分だ。