しんめん

ミッシングのしんめんのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
4.1
2024年劇場33作品目。
仕事ゆえに長い間劇場へ
足を運べませんでしたが、
久しぶりき観ようと決めたのは
やっぱり吉田恵輔監督様作品の
選択肢しかないかと思い、、。
いや〜やっぱり辛い、、、
希望ってある意味残酷です、、、
しかし、観て良かったと思えますし、
所謂映画的な側面を画面から目一杯に
感じながら観客を突き動かすのが
やはり長けていると思いました。
なんと言っても石原さとみ様の
イメージを根底から覆す彼女の演技は
目を見張るものがあります。
彼女に当て書きされたというのを
聞いた時はビックリしました。
彼女を突き動かすその行動、
その眼差しに秘めたる力、 
それが、映画の力と一体となっています。
劇中、弟に送るLINEの言葉が
凄まじい、、、
八つ当たりしないとやってられない、、、
行き場のない怒りややるせなさ。
しかし、辛さだけでなく人の優しさが
前作“空白“同様に描かれているのが
非常に印象的でした。
報道の在り方が問われているのも
そうですが、一筋縄にはいかない作品が
やはり吉田恵輔監督監督様作品なのです。
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