吉田恵輔監督の過去作『空白』が凄く良く新作が上映ということで観賞。
ネットの誹謗中傷や報道番組における事実と偏見、男女の比較といったテーマを『空白』と同じく重苦しく現実の中で光を見つける物語。
『空白』のほうが映画としては個人的に好きだったが青木祟高がお前凄いよって言ったシーンや泣いたシーン、壁の絵の影と光の対比など個々のシーンが今作は凄い良かった。
正直石原さとみが主演ということにネガティブなイメージを持っていたのだが前言撤回、とても素晴らしかった。
怒りや空虚、悲しみと様々な感情を見事に演じ切った。石原さとみがこんなに良い役者だとは思わなかった。
吉田恵輔監督の理不尽な目にあった人達が光を探し求める作品大好きです。