猫兎ゆら

ミッシングの猫兎ゆらのネタバレレビュー・内容・結末

ミッシング(2024年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2024年劇場鑑賞9本目。

ニュースサイトで石原さとみさんがわざと添加物をとって太ったり、ボディソープで髪の毛を洗ってボサボサにしたりっていう体当たりの役作りをしたっていうのをお見かけして、石原さとみさんは昔から好きだし…と見に行きました。 

最近、母親になったばかりの石原さん。体当たりの演技が凄かったです。
見つかったかも?!ってなって警察署に行くシーンとか情緒不安定になって、叫んだりするところとか。その警察署でまさかのおもらしシーンありです。

「なんでそこで撮影とめるんだよ」
って言ってた後輩?同僚?がなかなかゲスかったです…。

「事実を報道しているだけです」
「事実が面白いんです」
もなかなか刺さりました。

重すぎて、リピはできない。未だに見つからない大阪府の事件を彷彿とさせられました。

ライブに行っている日に弟に預けていたら娘さんがいなくなっていた。そりゃ母として自分のことを責めるよなって。母親だって息抜きは必要だし、SNSの悪いところ全部出てるなあ…と。

最近のSNS、産休クッキー炎上、騙される男が悪い論、婚活初デート大戸屋炎上などなど色々あるけど、誹謗中傷に関しては、ドンドン訴えていいと思う!
本名であってもいけないけど、匿名で攻撃するのよくない。

弟の違法カジノがバレて、主人公が弟にメッセージで○ね○ね連呼するシーン、弟○なないか心配したけど、生きてて良かったです。

情緒不安定さ、危うさ。
大切な人を突然失うっていうのは恐ろしいことだなと思いました。
おかしくなって、他人の子を誘拐してしまう…とかいう展開がなかったのがまだ救い(?)です。

夫も離婚することなく、おかしくなっている時の妻のことも支えていて愛も感じる作品でした。

報道のあり方みたいなものもテーマにしているなあ…と思いました。まさにマス○ミな雰囲気…。

主人公の娘ちゃんが見つかることはなく終わってしまったけど、新たな誘拐事件では見つかって、明暗あるなあってところもリアルでした!

考えさせられる作品でした。
猫兎ゆら

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