はま

ミッシングのはまのレビュー・感想・評価

ミッシング(2024年製作の映画)
3.9

確かに熱演だったし、水を差すようなことだと分かってるけど、あの役は石原さとみじゃなかったらもっといい映画になってたと思うんだよな……(本音)

どこかで泣く演技は意外と簡単で、怒る演技の方が難しくて技術が出るって聞いたことあるけど、ほんとそんな感じ。
弟に対して暴言を吐いたり髪を引っ張ったりするシーンがすごい浮いてて、良くも悪くも良い人なんだろうなーとか思ったりした。

ちょっと話が逸れるけど、知人が「濱口監督はすごく意地悪な視点で人を描く」「吉田監督は人間の描かなきゃいけない側面をずっと真正面から撮り続けてる」と言っていて一理あるかもなーってぼんやり思ったことがあって。
でも私は、この作品でカメラマンがビラを丸めて風に飛ばされる様のインサート撮るシーンが1番好きだし、そのカメラマンより先に「え、虎舞竜?www」って思って笑ってしまって、え、、、、吉田監督も充分意地悪じゃな〜い😊?
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