このレビューはネタバレを含みます
石原さとみの役作りが話題になってて見たかったやつ。
正直うるさい(存在も演技も)けど、焦燥からくる狂気を感じた。
子を失ったらこうなるのかな?というピュアな気持ちと、いるよねこういう極端な被害者面する人間!!という最低な気持ちを交互に感じながら見た。
後者は100%悪口ではなくて、ある種現代病だよなあという感じ。
メディアや雑多情報に踊らされたり、自分でも気づかない内に外に求められる姿に変容していったり。
生きてるか死んでるかもわからない宙ぶらりんのなかで、どこまで希望を信じていけるものかしらね。しんどいね。
話もさることながら、登場人物たちがしんどい。個人的には途中でビラもらってダラダラ質問してくるおばさんが1番しんどかった。ナチュラルボーンで邪魔してくるああいう人への瞬間殺意が1番強く湧いちゃうワ。