数年前に見たフランスの『ちいさな哲学者たち』も良かったけれど個人的にはこちらの方が好きで、おすすめ。
様々な社会的/政治的な問題を抱えた地域であった事…、
子供達の年齢が上だった事…、
と校長先生が子供達と同じ環境で育った事…
でより哲学を若い頃に教育現場で取り入れる意味を考えさせられる。
日本やアメリカではあまり積極的に教育現場で幼い頃から哲学を取り入れる事が少なく、”多様”を求める側とそれを望まない側で分断が年々深くなってる。哲学的思考を幼い頃から教わる事で違う価値観や考え方を持つ者が少しでも理解が深まるのではないかと考えさせられる作品。
残念ながらこういう作品は見るべき人の目には触れる事がないのが残念だけれども可能ならば教育現場で働く人や親子で見て欲しい作品。
