みっちょむ

ぼくたちの哲学教室のみっちょむのネタバレレビュー・内容・結末

ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

小学生に哲学、難しい?ということは無かった。むしろ若ければ若いほど、正解らしきものが刷り込まれる前に他人の意見を聞き、理解しようとする姿勢を身につけられるのだな。
変化していく子ども達の表情をみているとなんだか泣けた。
あの子たちの中にも何年かすると敵対する相手の車に石を投げるような子がいるかもしれない。けど、1度立ち止まって考え自分の意見を言う力が付いている子が少しずつ増えていくだけでも未来は変わっていくのだろうな。
校長先生と生徒が親と子どもの立場を逆転させて会話するシーン、相手にとって何が必要なのかよく分かる。
良い映画だった。
帰りに「ストア派哲学入門」を購入。
みっちょむ

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