碁盤斬りのみっちょむのネタバレレビュー・内容・結末

最近邦画では結末を観客に委ねたり複雑な心理描写で考えさせられる現代劇を多く観ていたので、この作品の潔さが妙に心地よかった。
白石監督だから遊郭のシーンは濃厚なのくるか？とドキドキしたがそうでもなく、萬屋と弥吉の首はねちゃうのもあるかもとハラハラしたが、ちゃんときれいにタイトル回収して終わった。
映像の美しさに拘り感じたし、監督は新たなステージに向かっているようだ。
草彅くんは黙っていても魅せるから寡黙な武士の役が似合っていた。

ラスト掛け軸で手にした金は娘の結婚費用と、残りは仕事を失った元部下達に渡しに行ったのかな、と。