🎥ピアニストになることを夢見る17歳のジュリア。彼女の人生は、何気ない瞬間のささいな選択によって、大きく枝分かれしていくこととなる。
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もしあのときこうしていたら、がいくつも分岐して、このジュリア・あのジュリアの人生が描かれてゆく。
お話の構成が丁寧で好みなのだけれど、仕事、結婚、子供…等の外部要因によって彼女の幸せがくるくると揺らいでゆくように見えるのがちょっとつらい。
実際の人生でに「あのときこうしていれば」と思わなくもないけれど、選ばなかった選択肢はどうせ答え合わせ出来ないのだから、自分で「正解」の折り合いをつけるしかないよね。
逆説的だけれど「こういう人生は絶対嫌だ」というものをひとつ持って、少しでもそれを回避しようとしています。（隙あらば自分語り）
