“ベルリン”の分岐点から…
う〜む…
人生とは、なんと奇なることよ!
“奇”を演出する人それぞれの“希”は、偶然に翻弄され、何気ない選択や熟考を要する選択も、全てはその必然へと流されていくんだな……サイコロを振ってる神様なんて、いったい何処にいるんだ?
枝分かれして淘汰された筈の人生は、それなりに劇的でもあり切なくもあり…、
そう、ジュリアの人生…
枝分かれした4つの人生
4人のジュリアの為の(s)複数形…
それぞれの紆余曲折と向き合って辿り着く結末は…
時系列がほぼ同じで並行世界が進行してる!
どうかするとワンシーンにジュリアが2人いる様な構成にちょっとだけ混乱しちゃうけど、繊細で緻密に描いてくれてるから追いつくのに時間はかからない 「あっ、あの世界のジュリアだっ!」が心地よい…
そして、迎える4つの結末が…
どれもこれも、とても清々しく、温ったかくて…
「人生は自分で作る」…
上手いこと言うよね、テオ…✨